本来誰にでも公平に訪れるはずの「運」
でも、世の中には運のいい人、運の悪い人がいる。
なぜ?を科学的に解説した一冊。その要因は自分自身の考え方にあった?!
この本を読んで運を呼び込める思考を育て上げましょう。
・本来誰にでも平等に訪れるはずの運
運がいい人
⇒多くキャッチできる人、より多くの不運を妨げる人、不運を幸運に変えられる人
そのための考え方について学べる本(共通の行動パターン、考え方)
1.世界の中心に自分を据える
いまの自分を生かす
運のいい人になりたい!
⇒勉強、環境の変化をする努力をしがち
結果、自分を変えることで遠回りになっているかも
人間の脳みそには「セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン」の伝達物質が存在するが、個人差がある。
分泌され過ぎも良くない。
⇒モノアミン酸化酵素がバランスを調整している。
この酵素分解の性能には遺伝的個人差があり、脳の個性を生み出している要素
生まれつき幸福感が高いが、円光などの反社会的行動をとりやすい傾向にある。
⇒理由としては、セロトニンの分泌が多くこれは安心感につながる物質で、不安がないことが特徴
不安感とは、「先を見通す力」「将来を考える力」
⇒不安感があるからこそ、先が見通せる。つまりセロトニンが多いと「今が良ければいい」と考えがち
神経伝達物質の分解の度合いが低い
⇒攻撃的なタイプになりやすい
自分の脳の特徴を理解することで、発揮をある程度抑えることはできるが、がらりと個性を変えることは無理
つまり自分を変えるのは至難の業。運がいい人になりたいなら、今の自分を生かすことが大事。
・例:上記女性の例
怖いもの知らず=営業や金融取引で活かせるかも
上記男性の例
弁護士や交渉の場で活躍できるかも
自分を大切に扱う
・自分を生かすポイントの延長にある。
例:きれいな道にごみを捨てるのは抵抗あるが、汚いところなら抵抗なくゴミが捨てられる。
自分を自分で粗末に扱っている人は、周囲からも粗末に扱われてしまう。
2.自分は運がいいと決め込む
思い込みが持つ力
・思い込みが持つ力
運がいいと思い込める人
運がいいのに契約が取れなかった
⇒準備段階でミス?勉強不足?と考える
運が悪いと思い込む人
運が悪かったから契約が取れなかった。(これ以上の思考が生まれない)
長年積み重なり、大きな差となる。
プラスの自己イメージをもつ
課題、試験、スポーツ
⇒良い結果をもたらす。
・メンタルローテーションタスクの実験で証明されている
アンケートを事前に実施。自信がつき実験結果に良い結果がもたらされた。
3.目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
具体的な目的をもつ
「セレンディピティ」:偶然の幸運をキャッチする力
運を上げるポイントが隠されている
⇒具体的な目的をもち、忘れないこと
自分なりの「さわせのものさし」で測る
・ある事象に対して、それが運が良かったと捉えるか、不運だったと捉えるかは自分の判断でしかない
・運が悪いと思ってしまう人は、自分なりのものさしがない
自分のものさしで測った目標や目的がないと、チャンスや努力が無駄になってしまう。
お金・学歴・肩書・容姿などの道具の使い方も間違ってしまう。
不運を招く
脳が飽きっぽいことを知る
・続けるべきとわかっていても続けられないのは脳が飽きっぽいから
どうすればいい?
フランス語の習得
フランス語が話せると何ができる?
⇒ものを注文できる、研究について議論できる、フランス語でスピーチができる
具体的になりたい姿をイメージして、それを目標に落とし込む
目標:発音の勉強⇒薄い文法書を1冊マスター⇒手紙を書くためにフランス人のメル友を探す
⇒メールのライティング
段階的に脳みそに刺激を与えることで飽きが来なかった
★目標や夢に向かった達成でも共通して使える手法
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